COMPANY会社案内

社長メッセージ

私たちは常に未来を見続けています。

H·Iシステックは1984年、創業者の石原精一が、当時シリコンアイランドと言われていた熊本県合志町で、産業用生産設備のワイヤーハーネスの設計・製造を始めたことを起点としています。その後、プリント基板製作および制御盤、ロボットコントローラーの製作も手がけるようになり、現在は半導体のバーンインテストにおけるバーンイン装置、バーンインボードの開発から設計、製造、修理まで、時代の変化に合わせて事業の範囲を拡大してきました。
創業以来、お客様のニーズにお答えするため、高品質・低コスト・短納期・多品種少量生産を心がけ、努力してまいりました。おかげさまで弊社だからこそ可能な細やかな対応力は、多くのお客様から好評を得ています。

私たちがつくりだすものは製品として一般ユーザー様に直接向かい合うものではありませんが、その技術と装置は、車載向け半導体や家電やデバイスの製造工程などで生産効率の向上・改善に活用され、最終製品となる身近な電子機器を通じて、人々の豊かな暮らしづくりを支えています。
生産技術の革新がもたらすインパクトは、より速く、さらに大きく、私たちの暮らしや社会を変えていこうとしています。弊社は日本の成長と安定を支える企業様のビジネスサポートを通じて、社会の発展に貢献をしているとの自負があります。今後も弊社が誇る技術をもって製造ビジネスの仕組みに影響を及ぼし、新たなマーケットやニーズを創造していきたいと考えています。
なかでも当社の主力製品のひとつである自動車部品関連の半導体検査装置の分野では、お客様の技術の革新に伴う新たなニーズへの対応がますます期待されています。環境に優しい自動車など、 IoTの時代が進む中、車に搭載する半導体にはさらに安全かつ高品質なスペックが求められるでしょう。性能を裏付けする弊社の果たす役割は年々拡大しており、お客様のご要望に対して的確な製品を提供することはもちろん、お客様のニーズを先取りしたソリューション提案にも注力していかなければなりません。高付加価値追求型企業となるべく、さらなる技術力・対応力・提案力の向上に努め、お客様と共に新たな価値を創造してまいりたいと思います。

また現在は創業32年ですが、来たるべき創業40年に向けて持続的成長を実現するために、これまでの請負事業の収益力向上とともに、自社ブランドの構築も視野に入れております。一流企業様のパートナーとして高度な要求に応える中から生まれた技術をベースに、自社ブランド製品の開発を推進し、より幅広い産業に貢献できる企業をめざしたいと考えています。
そのために必要なのは人材です。「モノづくり」に貢献する私たちの仕事に意義を持ち、さらなる新しいモノをつくりだしていきたいという熱いマインドを持った優秀な仲間とともに、未来に向けて頑張っていきたいと考えています。
モノづくりを愛する人が「生涯現役」として長く安心して活躍できる環境を整備することはもちろん、創造的に仕事に取り組んでいける新しい人材を増やしていきます。また地元雇用の促進にも目をむけ、製造部門のパート従業員の作業環境の改善にも取り組んでいます。大切な存在である彼女たち一人ひとりが最大限に能力を発揮できるよう、安心して働くことができる職場環境を実現し、全従業員一丸となって新しい未来の創造に向けて、力強く歩みを続けてまいりたいと思います。
今後とも、大切に積み上げてきました自社技術を活かして高品質で確かな製品を作り、社会発展のために取り組んでまいりますので、より一層のご愛顧を心からお願い申し上げます。

株式会社H·Iシステック 代表取締役社長 柴田和昭